約30年前程に見つかったHIV・エイズは現在日本全国の保健所で検査できます。しかし無料でも検査するのに躊躇する人も多いと思います。そのような人に不安を軽減できるようにこのサイトで紹介していきたいと思います。

排泄物で感染?HIV検査で陽性ならまずクラビット

 HIVの感染経路は限られていて、汗や涙、唾液、尿で感染することはありません。しかし、血液が粘膜や傷口に触れた場合は感染します。排泄物でも尿は心配いりませんが、便の中には血液が含まれている場合があります。HIVは、空気や水に触れるとすぐ死にます。しかし、便の中の血液に含まれていて、それが空気や水に触れる前に粘膜や傷口に接触したら、感染の危険はあります。感染の確率は低いですが、そうしたことがあって、心配な場合は、万が一のことを考えて、その日から3か月後にHIV検査を受けてみるのもいいでしょう。気になって、何も手につかないときは、ひと月後に検査を受けるのも無駄ではありません。ひと月で陽性反応が出ることもあるからです。そこで陰性となっても、3か月後に再びHIV検査を受けることにはなりますが、早期発見は鉄則ですので、受ける価値はあります。
 万が一HIV感染が判明したとしても、適切な治療をすぐ開始することで、普通の生活がおくれます。薬を欠かさず飲み続けていれば、エイズを発症することなく、天寿をまっとうすることもできます。まだ体内のウィルスを根絶することはできませんが、エイズが世に現れ、不治の病とされた当時から30年ほどで、ここまで医学が進歩したのですから、近い将来、根治薬が出る可能性は十分あります。その日まで免疫システムを極力損なわず、体力を保っておくことです。HIV感染直後から治療を始める際は、クラビットなどの薬を服用し、感染症になるのを予防します。HIVウィルスを根絶できなくても、こうした感染症予防薬を服用することで、患者たちは普通の日常生活をおくることができています。そのために、何よりも必要となるのは早期発見です。